発達障害は、

・自閉症スペクトラム障害(ASD)

・注意欠如・多動性障害(ADHD)

・学習場外(LD)

の3つに分けられます。

その中でも複数の障害が重なっていることもあります。

発達障害のお子さんの場合、コミュニケーションを苦手としていることが多いです。

発達障害の5歳児の場合、会話にどのような特徴があるのでしょうか。

発達障害を見極めるポイント~5歳児の会話の目安~

5歳児になると、自分の身の周りのことが自分でできるようになったり、自分で物事を考え、意思表示をしたりするようになってきます。

また、自分の意志や思いがはっきりとしてくるがゆえに、親への反抗や友達とのトラブルも増えてきます。

しかし、このことから自分でどうやっていけばいいのか、相手を思いやり、自分の気持ちを文章で伝えることができるようになります。

つまり、言語的、非言語的コミュニケーション能力がぐんと伸びていく時期になります。

ところが、発達障害があると、会話でのコミュニケーションをうまく取ることができず、単語でしか答えられず、トラブルになってしまうことが増えてきます。

発達障害を見極めるポイント~5歳児の会話の進め方~

発達障害のある5歳児では、文章で話すことが苦手であることが多いです。

例えば、「今日は何をしたの?」と聞いても、

「分からない」とか「かくれんぼ」と単語だけの返事になりがちです。

頭の中で文章をイメージすることが苦手なので、二語文がほとんど話せない、使える単語の語彙が増えないといったことがあります。

そこで質問の内容を答えやすいように、5W1Hにして会話の練習をしていきます。

「今日は何をしたの?」ではなく、「今日のお遊戯の時間に何をして遊んだの?」と答える内容を明確にして、答えやすくします。

そして、答えられたときには、共感する。教えてくれてうれしかったというメッセージを発信して、言葉で伝えることのメリットを感じられるようにしていきます。

話すことが苦痛ではなく、楽しいことという経験を積み重ね、会話でのコミュニケーション能力をアップしていきます。

まとめ

5歳児になると、会話でのコミュニケーション能力がぐんとアップしてきます。

ところが、発達障害があるお子さんでは、語彙が増えず、単語だけの返事になり、周囲とのコミュニケーションがうまく取れず、トラブルになってしまうことも少なくありません。

5W1Hでの質問に答えることを繰り返し、会話が楽しいこととイメージできるよう、工夫していくことが大切になってきます。