
発達障害とは、生まれつきの脳の障害のために起こる精神障害の総称です。
症状は発達障害のタイプによって大きく異なり、自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害などがあります。
さまざまな研究により、この発達障害の中で遺伝子の変異によって起こるものがあるということが分かってきました。
そのため、発達障害専門外来などで遺伝子検査が行われることもあります。
その遺伝子検査の検査キットとは、どのようなものでしょうか。誰でも受けられるものなのでしょうか。
発達障害の遺伝子検査の検査キットとは、どんなもの?

発達障害は、生まれつきの脳の障害ですが、遺伝するものではありません。
「発症しやすさを決める遺伝子的背景」があり、「引き金を引く環境因子」により「代謝異常」が誘発され、「神経シナプス形成、維持の異常」によって発症するといわれています。
発症因子である「代謝異常」は遺伝子変異があると起こるので、遺伝子的弱点を調べるのが発達障害の遺伝子の検査キットの内容となります。
この検査は血液検査で行うことができます。
発達障害の遺伝子検査の検査キットは、誰でも受けられるの?

「うちの子、もしかしたら発達障害じゃないかしら?」と思った時、とにかく検査を受けたい、遺伝するかもしれないから遺伝子も調べることができないのなどと考えてしまうかもしれません。
先に述べたように、発達障害は遺伝するものではありません。
脳の機能にかかわる遺伝子がうまく働かないことは原因であることも少なくないことが分かってきました。
そのため、専門病院での検査で遺伝子の検査をすることになります。
「発達障害 遺伝子検査」と検索すると、遺伝子検査キットについてヒットすることがあります。
発達障害の検査は、病院でなければ行うことができません。
誰でも受けられるわけではなく、検査の必要性がある人だけが受ける検査になるのです。
まとめ
幼稚園や保育園、学校などで発達障害かもと指摘されたり、他のお子さんとの発達具合が違っていたりして、「うちの子、もしかしたら発達障害じゃないかしら?」と思ったとき、簡単にできる検査がないかと考えるかもしれません。
確かに検索すると、発達障害の検査キットがヒットすることがあります。
しかし、それは本来の検査ではありません。
もし、我が子が発達障害かもと感じたならば、キチンと受診して必要な検査を受けて下さい。