近年、メディアなどでも多く取り上げられていて、多くの方も耳にしたことがあると思われる発達障害。まだまだ世の中では、よいイメージを持たれている方は少ないのではないでしょうか。

他の人と比べると、少し違う!何か違う!と感じ、発達障害ではないだろうか?と思った時に、診断を受けるべきか?と悩む方が多いと思います。

では、診断は、受けるべきか?と考えてみました。

発達障害とは?

発達障害とは先天的な脳の機能障害で、いわゆる「脳の発達の遅れ」ということになります。

年齢相応のことができず、日常生活にもいろいろと困難が生じることがあります。

低年齢の発達時期に症状が現れます。そして、発達障害は、主なものとして『広汎性発達障害』『学習障害』『注意欠陥・多動性障害』に分類されておりますが、これらは互いに重なり合っている場合もあります。

発達障害の診断を受けるにはどこに行けばいいの?

最初から、専門の医療機関に行かれるのもいいですが、まずは身近な専門機関の相談窓口を利用されるのがよいのではないでしょうか。

子供の場合ですと「保健センター・子育て支援センター・児童発達支援事業所など」

大人の場合ですと「発達障害者支援センター・障害者就業生活支援センター・相談支援事業所など」に、行かれて相談されるとよいと思います。

自治体によっては、支援センターがない場合もあるかもしれませんが、身近な相談センターに問い合わせをしてみてください。

そのうえで必要であれば、専門医を紹介していただけると思います。

発達障害の診断を受けるべきか?メリット・デメリットは?

子供が発達障害の症状があった場合、親御さんは診断を受けるべきか悩むと思います。

しかし、発達障害は、何かの原因で脳の発達が遅れている。ということなので、適切なトレーニングを受けて、発達障害を改善させることができます。

特に8歳までの脳は変化をしやすい時期とされていますので、早い時期に診断を受けるべきなのかもしれません。早い時期から、トレーニングを始められるということは、メリットになります。

では、デメリットですが、子供が発達障害と診断を受けた場合、親御さんのショックと不安が重くのしかかるため、今後の子育てに影響を与えてしまう可能性があります。

子供を偏見に見てしまい、時には虐待に走ってしまうこともあります。

次に、大人の場合のメリットですが、発達障害と診断されると、障害者手帳を取得できます。就労面において、障害者枠での仕事を探すことができ、相談もできます。

そして助成金などの経済的支援を受けることもできます。状況によっては、病院に通う時間を考慮してくれたり薬も処方してくれたりします。

人にもよりますが、薬を服用したことにより安定した生活を送れる場合もあります。他にもまだ支援などがありますので、自分に合うものを調べていただくのもよいかと思います。

では、デメリットですが、就労面の場合、正社員としての正規雇用が減ります。

そして会社や職種の選択幅が狭くなり、給料の面でも一般の従業員と同等の扱いを受けることが難しい状況にはなります。

まとめ

発達障害の診断を受けるべきか?と聞かれたら、本人次第だと思います。それは診断を受けることにより、メリットとデメリットがあるからです。

今現在、生活をする上で困っているのであれば、診断を受けるべきだと思います。

そして少しでも早く専門家の指導を受けるべきでしょう。しかし、生活する上で困っていなければ、無理に診断を受ける必要はないと思います。